anasian’s diary

ある、アジア人の日常、ふと思う事など、徒然なるままに

500kmの原付の旅 帰還編

こんにちは。

1週間のお休みで、125ccの原付二種スクーター、シグナスX(10年もの)で、自宅から約500㎞離れた実家まで往復した話。

帰還編です。

 

実家では、兄弟と共同で母の傘寿のお祝いをしたり、古い友達に会いに往復300㎞かけて実家の車を借りてドライブしてきたりと、なかなか充実した日々でした。

母を期待させたほどには家に入れなかったことが、少し申し訳なかったことですね。

 

で、もともとは木曜日の朝実家を出発。中央道沿いに走って、約半分の中間地点諏訪付近で一泊し、翌日埼玉まで変える予定を立てていました。

 

ところが、この時期の悪魔、そう梅雨です。

お休み前の天気予報では雨ではなかったのですが、10日の昼の時点で木、金は雨の予報。しかも梅雨入りかもしれないということでかなり強く降るような予報でした。

 

10日は朝から150㎞ほど車で走ってきたので、帰宅後少し仮眠をとって夕方。

天気予報見ると、日が沈むころから天気悪くなり、11日は雨です。

 

少し悩みましたが、仮眠もとれたので早めに出発することにしました。

 

急いで荷物をまとめて、すでに17時ころだったので長袖にジャケットを着こみます。

11日夜に予約してあった諏訪のホテルはキャンセルしないといけませんが、10日夜はどこまでいけるか分からなかったので、あらかじめ予約は取れませんでした。

 

出発して滋賀の関ヶ原付近を走っていると雨が降ってきました。

岐阜にはいって大垣市街を走っているころから、雨が強くなってきました。

ナビに使っているiPhone XR は防水なので助かりますが、一番困ったのはヘルメットのバイザーの雨粒付着による見難さと、バイクのライトが暗いこと。

 

実は今回のツーリングの前にライトを交換したのですが、色温度の高い白色にはしたのですが、従来通りのハロゲンにしたのです。

これが思ったより、暗い。

近所のドライ路面であればそれほど感じないのですが、見知らぬ土地で雨が降っている場合は明らかに見えません。

 

これはこの道程中ずっと続き、後半は長距離走りそうなトラックの後ろを一定の間隔開けて走る作戦で乗り切りました。

少し値段はっても、HIDか明るいLEDがおすすめです。

 

数日前の前半で、125ccで走れないバイパスなどに苦労したので、実家に滞在中に調査して、ツーリングサポーターというiOSでも使えるナビアプリです。

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今回利用するにあったっての一番の特徴は、125cc以下のバイクの設定ができること。

これにより、125cc以下は使えない一部バイパスなどに案内されることがなくなります。

難点は、毎月400円の有料ソフトということなのですが、1か月間のお試し期間があったので、今回はそれをありがたく使わせていただくことにします。

前のブログにも書いたのですが、私は普段、Google MapとYahooカーナビを使っています。無料ですが、それぞれ使いやすく、マイカーについている古い地図を更新していないため、すこぶる重宝しています。

今回のツーリングサポーターはどちらかというとバイク乗りに特化したナビでしたが、これがすこぶる使いやすい。

地図も案内表示も見やすく使いやすかった。さすがは400円の有料アプリというところなのか、バイクで仕事をしている方、頻繁にツーリング行く方は、払う価値のあるアプリだと思いました。自動車で使うにしても使いたいと思えるナビです。

125cc以下のバイクに普段乗っている方、それ以外の方はぜひ一度使ってみられることをお勧めします。1か月は無料ですしね。

 

で、「乗れないバイパス問題」から逃れたため、道路については迷いなく進むことができました。雨の夜の走行だったので、それが本当に正しいかは全く分からなかったのですが、迷うことなく道を選択して進むことができました。

一部幹線道路をはずれて、抜け道のようなところも走ったのですが、全く問題なく、正しい道だったと信じています。

 

各務原を通過していることが一番雨が強かったかな。

中央道の山道に入ると少し小降りになりましたが、相変わらず小雨は降り続いていました。しばらく走って、中央道と別れを告げて19号へ。中央本線と並行して走ったことは後で確認しました。

ここから塩尻市までほぼノンストップで走りぬきましたが、かなりつらかった。

前のトラックにひたすら追随して、右に左に上り坂下り坂、比較的パワーのあるシグナスで助かったかもしれません。

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原付二種だけど、車体も軽いので、上り坂でもギリギリトラックにはついていけました。

道沿いにある外気温の表示が、市内では22℃だったのが1℃づつ下がっていき、17℃まで下がりました。

普通に立っているだけだと寒くないのですが、70㎞/hくらいで走っていると寒く感じます。

塩尻の少し手前まで来たときに12時を超え、自宅まではあと5時間くらいのナビ情報。

眠さはなかったけど、このまま走っていると風邪をひきそうに感じたので、コンビニで止まって宿を探すことに。

ところがところが、塩尻市松本市で宿を検索したのですがなかなか見つかりません。2件ほど電話で話をしたのですが、駐車場が満車だったりなかったりで断念。

暖かいコーヒーを飲みながら探すも見つからないため、方針を変えてネカフェを探すことに。

私は「快活クラブ」というネカフェの会員になっており、これは全国展開するネカフェのため、主要な町では容易に見つけることができます。

で見つかったのが松本南店。

電話すると、部屋に余裕はあり、シャワーがないとのこと。

シャワーあると有難かったけど、今は雨宿りできて仮眠できることが最優先なので、ここに向かうことにしました。

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快活CLUB 松本南店

暖かい飲み物と、PCが使えたので明日の天気予報を確認してすぐに毛布にくるまって眠ることができました。

3時間弱寝て、5時に起床。

6時から朝食の無料サービスがあったようですが、早く帰りたかったので5時半に出発。

天気予報でも確認していましたが、帰宅まで雨は降らない予定です。

松本市を少し北上して254号線に入り、佐久市から群馬を目指します。

やはり寝不足で、少し明るい日差しが目にいたい感じでしたが、順調に進んで少し朝食もとったりして、自宅には11時前に到着することができました。

 

今回の旅で、シグナスでは合計約1000㎞、別に実家の車で300㎞くらい走りました。

おそらく、シグナスでこんなに長い距離を走ることはないと思いますが、老体に鞭打っての走行はつらくも楽しく、良い想い出になりました。多分一生忘れないと思う。

バイクは車に比べて修行多く、特に雨の時は無理しないで走らないのが一番。

予定に余裕が必要ですね。

あと10年後に退職できたら、少し大きな、たぶん250ccくらいのバイク買って悠々自適な旅ができるといいなと思いました。

今だと、レブル250とか、少し前のマグナなんかいいですね。

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ホンダレブル250

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ホンダマグナ250

レブルは現行、マグナは販売中止なので、中古を買うことになります。

もちろん、ホンダ以外のものも選択可能。いろいろな形のバイクがありますが、私はもう年なので、ゆったりと走れるアメリカンか、ネイキッド、ツアラーが好みですね。

 

50台になって、バイクライフを楽しみ始めた素人ですが、これからもよろしくお願いします。