anasian’s diary

ある、アジア人の日常、ふと思う事など、徒然なるままに

書かずにはいられない

熱は下がったのですが、激しい頭痛と咳が残り月曜日もお休みをいただいております。

「だったら寝てろよー」というところですが、ここ3日間ほとんどの時間を寝て過ごし、今日の頭痛は風邪のものなのか寝すぎからくるものなのかわからない状態です。
あまりTVやパソコンを見ていると、これまた目が痛くなってくるので、いずれにしても調子悪いことには間違いなく…

でも書かずにはいられないのは原子力のことです。

寝込んでいるときに朦朧とする頭で、家内の置いていったパンフレットを読んでいたのですが、そのタイトルが、「原発を並べて自衛戦争はできない」というものでした。
筆者の詳細などは書いていなかったのですが、いちいちもっともで、意外な観点で目からうろこでした。
内容を簡単に述べると、
①日本は全国に原発が55基存在し(2007年の時点)、そのほとんどが海岸沿いに建設されている。
原発の安全性は平和時(戦争でないという意味)を想定して出来ている。
③電力会社は地震や火災、電力喪失に対する安全性をアピールしている。(事実でなかったのはご存知のとおり)
④武力衝突があった場合、想定されていない原発に攻撃されたら防ぎようがない
⑤炉心で使用中のものよりも、燃料プールで安定化段階にある使用済み燃料のほうが、プルトニウムなどの濃度が高く危険性はたかいこと。

つまり、現在憲法を改正して自衛権を強化しようという動きがありますが、そもそも原発を全国に並べているような国が、国民を守るための自衛など出来ないということです。

現在の仮想敵国である例えば北朝鮮が、いざ戦争となったときに、「原発への攻撃は多数の死者を出すからやめておこう」と考えてくれるでしょうか?

国のことを考えるべき政府は当然そんなことは考慮しているはずですが、それでもこの矛盾した政策を推し進めてきたことを考えると、行き当たりばったり、金儲け主義が見えてきます。

国民の一人ひとりが声を出していくときが来ていると思います。