anasian’s diary

ある、アジア人の日常、ふと思う事など、徒然なるままに

冷めた目

転職を決意してからもうすぐ1か月。
ふつうなら有給消化で悠々自適の生活なのかもしれませんが、部下を見捨てることはできず、結局有給休暇は2日取っただけで終わりそうです。

毎日後任の部下に引き継ぎを行いつつ、今まで通りの打合せに出席する毎日。

何の因果化同じタイミングで、業務部長、総務部長と社長まで辞めることになり大混乱の社内。

いつもの会議も今後の方針を巡って大揉めになっていて毎日会議終了が8時、9時です。
有給休暇取れない分、「早くかーえろ」と思っていた私にとっては大誤算。

でも、自部署のみならず会社が大混乱に陥ってしまった後任は苦悩中で、それを見捨てることは人としてできませんでした。

面白いもので、自分が辞めるという冷めた視線で物事を見ていると、いかに人が無茶苦茶な主張をしているかが見えてきます。

会社というところはそのビジネスを構成する色々な部署の人たちがそれぞれの専門性を駆使して最高の結果を出すために有機的に結合しながら仕事をしていく場。
本来であれば、お互いに意見を出し合って改善しつつ日々の業績を上げていくことが理想です。

しかし、現実は「変わりたくない」、「苦労したくない」、「責任を負いたくない」といった理由から変化に対しては消極的で、変わろうとせず、足の引っ張り合いをしているところがあります。

自分が他部署の意見を入れながら最適解を出したつもりで提案したものが、かなり理不尽な理由で難癖つけられ却下されていくのを日々見ていると、本当に心が折れそうになります。

私は新しいところに移動しますが、部下をはじめ残る人たちの前途を考えると本当に多難だなーと思う反面、少しほっとしている自分もいることに気づき、悄然としてしまします。

来週は最終週。
新規採用の面接もはいっていて、あっという間に終わりそうな予感です。