テニスの女子ダブルス、加藤未唯選手の失格騒動について、日本テニス協会が運営側の処分を受け入れざるを得ないと発表しました。
全世界の多数は加藤選手の側で、運営、審判、相手ペアを非難する内容だったと思うのですが、加藤選手に最も寄り添って味方であるべき日本テニス協会のこの発言には大きく失望しました。
テニス業界のみならず、日本は政府の遺憾砲に代表されるように表面上体裁を整えた発言でお茶を濁すことが多いと感じます。
もっといえば、マスコミも、普段の人々の発言も、できるだけ丸く収める方向、お茶を濁す方向が多いと感じる。
「和をもって尊しとす」ということも美徳ですが、世界と渡り合うには自らの立場と主張をしっかり表明していかないと、そもそもわかってもらえないと思います。
「反対の意見だけど、従わざるを得ない」っていったい何なの?と憤ってます。