anasian’s diary

ある、アジア人の日常、ふと思う事など、徒然なるままに

面接

この一週間、かなりの数の候補者と面接をしました。
たった一人の採用に対して、人を採用するには相当の費用(時間)がかけられています。

そういう自分も丁度1年前、逆の立場で面接される側でした。

それぞれの立場でノウハウはあると思います。

出来れば気づいた一つ一つをメモしておけば、参考になるものができると思いますが、人事のスペシャリストではないこともあり、アイデアで終わってしまいそう。

一日に5人以上の面接をこなすと、かなり疲れます。

慣れない仕事、ということもありますが、履歴書や職務経歴書をずっとたどっていき、その人の人生(仕事の仕方、考え方)を少しでも理解しようとすると、かなり脳に酸素を送り込んでやる必要があると思います。

同時に、いま募集しているポジションに合うかどうかを一つ一つ確認していく作業になります。

そう考えていくと、面接される側の一番のポイントは、
①まずその会社、部署、ポジションのニーズを探ること
②もし、自分がマッチすると思うのであれば、どういう点で活躍できるか、考えてアピールすること。
③もし、マイナスの要素があるのであれば、どうやってフォローできるかを考えてアピールすること。

につきるかもしれません。

興味深いことは、一緒に面接している人事の方と、人を見る観点がかなり違うこと。
これは二人で一次面接をしているメリットですが、参考になります。

面接官が女性の場合、服装や髪型、清潔感はこまかくチェックされるので、要注意。
口の利き方も同様です。
話す一言一言で、「あれっ」という点があれば、マイナスになります。
逆に、何気なく口にしたキーワードが心に響けば、大きなプラスになることもあります。

仕事を探している方へのアドバイスは、
①できるだけ応募する企業の情報、特に求めるポジションの情報を持っている紹介会社(ヘッドハンター)から応募する。
②事前にそのポジションと自分の経歴、能力との適合性について対策を練る
③当日は落ち着いて、相手の質問の真意を汲み取り、簡潔に答える。

ということでしょうか。