といっても「踊りながら」ということではなく、眩暈でくらくらしながらの帰国になりました。
アメリカ出張帰国2日前、なんとなく頭が重く、目がふらふらする(この時点ではまだふらふらでした)することを意識しながら、仕事最終日を何とかこなし、早めに就寝しました。
が、翌日もふらふらはおさまらず、というよりも重症化していました。
眩暈、という言葉は今までの人生で何度となく使ってきましたが、本当に自分がこんなにひどい眩暈を体験するのは初めてです。
視界がじっとしているにもかかわらず時計回りにジワッと回転していました。
トイレで座っていると、感覚は「酔っ払って、少し飲みすぎたかなー?」と考えているときの感覚に似ているかもしれません。(飲兵衛の方ならお分かりのはず)
この日は少し気分も悪く(眩暈によるもの以外で)、あまり食欲もなかったので軽くすませ、レンタカーを返却して空港でぐったりしていました。
飛行機に乗り込むタラップがぐらぐらして(頭の中でですが...)、両手で壁を支えながら進みました。
最後の国際線フライトはANAの羽田行きの便。でも到着は翌朝5時の予定です。
ビジネスクラスへのアップグレードは出来ませんでしたが、エコノミープラスという少し広いシートだったので、ほとんど熟睡。でもほのかに期待していた症状の改善はありませんでした。
なぜかこんなときに限り早く到着し、ゲートを出たのが浅野4時半。
10時からの本社での会議に参加しなければいけないため、どうしようか悩んでいると、帰国者にも使えるANAのラウンジサービスがありました。
朝5時からオープンということで、ありがたく使わせていただきました。
もうひとつすばらしかったのは、シャワーが使えたこと。
タオルやシャンプー、髭剃りなど、ホテル並みの設備で4室あり、ひっきりなしに利用者が予約をいれていました。これで、随分気分がよくなり、なんとか会議もこなすことができました。
今回は本当にANAのサービスのおかげで助かりました。
スターアライアンス、あなどれないです。
ちなみに帰国した日、早速耳鼻科に行ったところ、様々な検査の結果、右前庭神経炎という診断。
感知までは1ヶ月くらいかかるということで、2週間分の薬をもらいました。
やれやれ
うぃきぺでぃあ-前庭神経炎