anasian’s diary

ある、アジア人の日常、ふと思う事など、徒然なるままに

伝統のお祭り

地元埼玉で各地に伝わる「ささら獅子舞」という獅子のお祭りがあります。イメージ 1

毎年この時期の土日、二日間にわたり、笛の音にあわせて獅子が踊ります。

一回が約90分。

私は笛吹きとして、若輩(?)ながら参加させていただいていますが、なかなか思うように音は出てくれません。

でも、最初の1,2年の頃のように、スースーいう音がほとんどで、たまに「ピー」と調子はずれの音がでるよりは進歩したかな

音がなかなかでないため、必死で息を吹いていると、酸欠で頭がふらふらしてきます。90分は本当につらい

周りの人たちは何十年もやっているということですが、その差は歴然。
早く同じような音が出せるようにしたいものです。

まあ、一年で笛を吹く機会は3回。
春の村回り(縁起物で、地域内の家々を獅子と笛で順番に回り、無病息災を願うイベント)
秋のお祭り(メインイベント。今回のものです)
2月の寒稽古(練習のみ)

秋のお祭りの前には4回練習があり、毎日曜日に2時間ほど練習をします。

笛は楽譜も手ほどきもなく、ただひたすら先輩の真似をして覚えるしかありません。

でも獅子の踊り手も同じ。
90分踊りきらなければいけないので、それぞれの場面を覚えるのは至難の技。

でもそうして親子代々引き継がれてきたからこそ、伝統芸能となるのでしょう。

私は今の土地にはよそ者として住宅地(通称団地)に越してきた身なので、少し外側から眺めているつもりですが、少し中途半端な立場です。

でも、地域と触れ合うことの出来る数少ない機会、出来るだけ楽しみたいと思います。