anasian’s diary

ある、アジア人の日常、ふと思う事など、徒然なるままに

胃カメラ顛末

胃カメラ終わりました。イメージ 1

感想は、「二度とやりたくない」です。
→写真は今回使ったのと同等のオリンパス社の胃カメラ

まず8時15分に病院の内視鏡室の前に。

すぐにうがい薬みたいな喉の麻酔薬を口に含み、仰向けにねて喉の前で10分間待機。すこし苦味のある薬で、風邪気味で喉が腫れている状況でシクシクとしみてかなりつらい。

長い10分が経過すると、右肩に筋肉注射。

その後先生が登場して、再度スプレー式の喉麻酔をふきかけ、いよいよ胃カメラです。

横向けに寝て、マウスピースをかませられると、すぐに胃カメラの先端を差し込まれます。

この時点では少し上部にある間接鏡システムのモニターをみる余裕はなく、ひたすら無事にカメラが喉を通過してくれることをを祈りながら、リラックスに努めます。

ところが、先生曰く、「こんな状態じゃ絶対入らないなー」

どうやら私の食道はきっちりとふさがり、何者も通さない覚悟がひしひしと伝わる状況だったようです。

しかし、私的には必死で(?)リラックスして、口と喉と弛緩させているつもり。食道を緩ませろといわれてもこれまでの人生で意識したことはありません。

そもそも、この段階で、喉の奥をつっつかれるような少し鈍い痛みを感じていた私は、「もう胃に入ったのかなー」と思っていたくらいなので、残念無念状態。

えっと思ったのもつかの間、先生が、「じゃあ少しつば飲んで」といわれたので、マウスピース、喉まで挿入された内視鏡というハンデを乗り越えて「ゴクリ」とやろうとした瞬間、内視鏡が再び押し込まれました。

自分ではよく分からなかったけど、先生の「上手く入ったぞー」という一言で、今で一瞬で挿入されたことがわかりました。

思わずモニターを見ると、どこかで見たことのある胃の内部。きれいな色でした。

そこからはひたすら「口から挿入されて胃まで入っている内視鏡」のことは意識しないように努力しながら、上目遣いにモニターを見ていました。

素人目にはきれいな胃壁で、何の問題もないように思いましたが、先生は「小さなポリープがあるから取ってしまおう」とか言って、胃カメラの別のポータルから針金のような関しをスルスルと挿入し、画面にその先端が見えると先を開いてポチッと小さな発達したにきびのようなポリープをつまみます。
全部で胃の中に2個。途中の食道に1個見つかったようです。

胃からはすでに抜かれていて、奥に胃に至る門がみえているとき、突然嗚咽感がこみ上げてきて、数回「オエッオエッオエッ」と繰り返してしまいました。
「リラックスしてれば大丈夫だよー」といわれましたが、しゃっくりと同じで自分でとめることは出来ません。

胃の中は痛くないにもかかわらず、後半鈍痛を感じていましたが、異常ないことを祈るばかり。

完全に抜かれたときは正直ホッとしました

口の周りを拭いて終了。

すぐに歩いて別の部屋に移動し、胃の中の出血を止める筋肉注射を打ってもらって2時間ほどうとうとと眠りました。

どうやら今回の胃の違和感は胃炎のようですが、今日現在はほぼ胃の違和感は収まっています。

思ってた以上の困難ではありませんでしたが、出来る限り胃カメラは避けたいと思いました。
もし、次にやらなければいけないことになったら、経鼻のものにしようと思います。

結果は再び1週間後に病院に聞きにいくことに。
今回の費用は13000円でした。
やれやれ