anasian’s diary

ある、アジア人の日常、ふと思う事など、徒然なるままに

灼熱の3連休

三連休が終わってしまいましたねー
関東地方も真夏の天気で、昼間は35度近い暑さだったのですが、色々なイベントで何故か日中はほとんど外で過ごす羽目になってしまいました

1日目
保育園のプール作り。
「えっ、プールを作る?ゴムのプール?」
と思われるかもしれませんが、実は縦8mのかなり本格的なプールです。
1日目は基礎となる木を下に並べ、水の排水を考えながら水平をとり、その上にまた木を井桁のように
組み立てていきます。

2日目
地区の伝統的イベントで笛吹き。
「村周り」と呼ばれる、地区内の各戸を順番に回り、悪いものを追い払うという伝統的儀式。
朝8時半に公民会を出発して、途中4箇所の休憩を経て終了。
終わったのは17時過ぎでした。
つばのある帽子をかぶり、首には濡らしたタオルをかけての行脚ですが、汗がしたたり首にかけたタオルはすぐに乾いてきます。
水道を見つけてはタオルを濡らしながら移動を続けるのですが、正直かなりへばりました。
途中の休憩所(個人のお宅)では、ビールや食べ物の饗応で歓待されるのですが、田舎のイベント。
ビールを飲まざるをえない状況です。
次々に注がれるビール。実はウーロン茶のほうが助かるのですが、滝のように流れる汗をぬぐいながらビールを飲んで次に備えます。
相当のビールを飲んだと思うのですが、トイレに行ったのは1回だけ。
イメージ 1
すべて汗で流れ出たようです。

3日目
再びプール作り。
基礎はほぼ出来上がり、横木を並べた上にコンパネを敷き詰めていきます。
4方向に太い角材で作った手すり(?)を3本わたし、ビスで留めます。
内側からコンパネを貼り付けてプールの基礎部分は完成。
この上に、古畳を敷いていきます。
これは子供たちが飛び込んだときの衝撃を吸収するため。

プールの全景。
左が大プールで、縦8m、横4m弱。
深さは大人の腰くらいかな。

間に橋をはさんで、右が子供用のプール。
同じ作りですが、かかる水圧が違うので、少し簡素な作りです。
それでも縦6m、幅は大プールと同じ。
イメージ 2

ここまで出来たら最後の仕上げです。
内部に10×10mの1枚もののブルーシートをサイズに合わせてカットし、内部に敷き詰めていきます。

これを薄く面取りした板で打ち付ければ完成。

ここまでに朝の9時から夜19時までかかってしまいました。

毎回、材料となる木材や、コンパネ、ブルーシート、古畳を必要に応じて新たに手配したりするので、少しずつ仕様が変わってきます。

それを現場あわせしながら作業するので、どうしても時間がかかり、また、トラブルも都度起こります。
イメージ 3

でも毎回、作業している人の事故もなく、完成し、翌日水を張ったプールに目を輝かせながら飛び込むであろうわが子を想像すると、疲れてへろへろになり、蚊に刺されてボコボコになった手を掻きながらの帰宅も苦にならないもの。

でも、完成してよかったー。

夜のビールがおいしかったのは言うまでもなく、でもよるは日焼けと虫刺されで火照る身体に熱帯夜が容赦なく纏わりつき、なかなか寝苦しい夜になりました