anasian’s diary

ある、アジア人の日常、ふと思う事など、徒然なるままに

飛び込み

週末、あまりの暑さに子供を連れて近所の川に行ってきました。
場所は荒川の上流、あまり人に知られていない?ところです。

何の設備もないところですが、そこには楽しい飛び込みが出来る場所が。

11時頃現地に到着し、早速着替えて子供たちは川にダイブ!!

プールと違い、川はアメンボがいっぱいいたり、見えない岩に足を引っ掛けたりしますが、そこは自然児のわが子達。5歳の娘も泳げもしないのに果敢に飛び込んでいきます

ふと見上げると、大きな岩がありその上でお兄さん達が岩の上から飛び込もうとしていました。
一人が飛びこんだのですが、残りの2人は躊躇してなかなか飛ぶことができません。

確かにしたから見ても、かなりの高さがあり、しかも下は普通に岩があったりするので、危険はあります。

どうすのかな?と見ているうちに、あきらめて降りてきてしまいました。

しばらくすると今度は高校生くらいの若者が5人やってきて、はやり岩をよじ登り飛び込みを始めました。
といってもやはり飛び込んだのは1人。
残りの4人はなかなか譲り合ったりして飛び込みません。
15分くらいしてようやく次の一人が飛び込み、全員が飛び込むまでに30分くらいかかりました。

そのうちに、少し低いところから飛びこんで遊んでいた6年生の長女と3年生の次男が、少しずつ高いところに挑戦し、ついに一番高いところから次男が飛びこみ始めました。

それまで私はずっと次女に付き合っていたのですが、ここにきて「飛び込まんと父としての威厳は保てん」と思い、というよりも飛び込みたくてうずうずしてきて、次女をなだめて浮き輪で一人で遊ばせると、岩をよじ登って岩の上に立ってみました。
やはり下から見ているのと上からみるのとでは、その印象は大きく異なります。
かなり怖いです。

それでもここで恐れをなしては示しがつきません。
意を決して飛び込みました。
足からまっすぐに飛び込むと、ちょうど川底に足がすこし触れるくらいの深さ。
落ちていくときのスリルはものすごい快感です

それを見た別の20歳くらいの4人組が、「こんな小さな子が飛び込んでるぜー」といいながら岩によじ登り、飛び込みに挑戦してきました。

でも、やはり飛び込むのは最初の一人目だけ。
二人目からはなんだかんだと言い訳しながら岩の上でぐずぐずしています。

その間にも私が2回、息子は何回も飛びこんでいます。

ついに兄ちゃん達はあきらめて、登った岩をまたズリズリと降りていきました。

小さい子供だから出来るのか?大人になると恐怖心が増えるのか?育ちか?
いろいろ思いながら、少し子供たちが誇らしく思えた瞬間でした。

暑い夏には最高の遊び場。
危険を十分承知で、備えをした上での川遊びは、最高に楽しいですよ。