anasian’s diary

ある、アジア人の日常、ふと思う事など、徒然なるままに

トランプ大統領

ついにトランプ大統領の時代が始まりましたね。
そもそも、「トランプ」という苗字、日本だとカードゲームに使うトランプと重なって、なんかお遊びというかジョーカーとかそんなイメージから入ってしまいます (汗

で、昨年の大統領選挙で大方の予想を裏切って当選したトランプ氏。
わたしなりの見方を。

当選の理由は、中間から下の不満をもつ白人を味方につけたから。
トランプ氏自身は大富豪ながら、政治家出身でないことが幸いしたんでしょう。

日本もそうですが、アメリカという国は一部のエリート、資産家によって牛耳られている国です。
一方、日本と違いアメリカは広大な国土をもち、世界一の農業国、世界一の工業国、世界一の酪農国、そしてシェールガスが現実化した今、世界一の原油生産国なのです。
つまり、アメリカは国内だけで生きていける、世界でも珍しい国です。
もちろん平均的には世界でもっとも生活水準の高い国であり、技術力、エンターテイメント、何をとっても一流のものが揃う国です。

平均的な(といってもこの格差社会では下のクラスにはいる)アメリカの家庭にとっての不満は、
1.どんどん移民が入ってきて仕事がうばわれている
2.金持ちは海外に工場を建て、お金儲けをしている。一方われわれの仕事はなくなっていく。
3.アメリカ国内だけで十分楽しいのに、なんで世界に出かけていってお金(税金)を使う必要があるんだ?

というくらいのことでしょうか?
何せ、国内の野球を「ワールドシリーズ」と呼んでしまう国です。

アメリカ国内で楽しければ十分。自分達のお金は自分達のために使おうぜということです。

そこにぴったりは待ったのがトランプ氏。

就任式での反対集会を見てもわかるとおり、トランプ氏はアメリカ国民の一部からの支持により当選したと考えるのが妥当だと思います。
ただ、一部といってもそれがアメリカ国民の一大勢力であることが問題です。

さて、トランプ大統領の、
1.アメリカ国内主義
というスローガン、どこまで実行できてどういう影響をアメリカ国内および世界に与えるのか。
今の悪いところに行こうとしている世界を変えることが出来る可能性もあります。

気をつけて推移を見守りたいと思います。