動かない 動きたくない 人それぞれ

先日の衆議院議員選挙、野党の選択が割れて、結果として与党が勝利しました。

保守系の政党になぜ票が集まるのか？

毎日虐げられて苦労して生活している人が多いはずなのに、なぜ投票率が50％なのか？

ということを考えていて、やはり「人は基本的に動きたくないものなんだ」という考えに至ります。

毎日、同じことを繰り返す安心感。

刺激を求めつつも、安定した仕事について、幸せな家庭を築き、ささやかな晩酌を楽しむ。

週末には映画に行って外食を楽しみ、夜は暖かい布団で安らかな眠りにつくことが大切です。

現状に不満は多々あれど、そこそこ幸せな生活、安定しているものをあえて壊してまで改善の可能性は追求しないのが人の本来ある姿なのかもしれません。

しかし、戦争で多くの日本人はその幸せを覆され、多くの人は命まで失いました。

原発事故で、福島とその周辺の人たちは生まれた土地を奪われ、これから健康被害も懸念されます。

それでも、戦争に繋がる法案を掲げている人たちを支持し、必要も無い電気のために、危険な原発を再稼動させることに賛成しているのです。

バカとしか思えません。