anasian’s diary

ある、アジア人の日常、ふと思う事など、徒然なるままに

散髪の隣り

昨日、散髪のため駅前の散髪屋へ行きました。
少し待ってる人がいて、順番に並んでるとら私の次に来た人は60前くらいのおじさん。
チケットを販売機で買わなければいけないのですが、店員さんとのやり取りを聞いていると、初めてではないけど買い方がわからないという感じで、店員さんから教えて貰ってました。
店員さんの話し方に、少し怒気が含まれていた気がして、改めておじさんを見ると、どこか着こなしや話し方に特徴があります。
恐らく、軽度の知的障害のある方だと思いました。
でも、何とかチケットを買ってから着席し、ゴソゴソと雑誌を出してきたのですが、歴史系の雑誌でした。
私からは少し離れたところに座られたのですが、少し臭うことに気づきました。
服装もどことなく汚れがあり、毎日お風呂に入っている感じではありません。
こそっと、少し私の座っている位置をおじさんから遠ざけました。

しばらくしてようやく私の番になり、その時点で待っているのはそのおじさんだけに。
私が椅子に座って準備してもらっているあいだ、おじさんは本から顔を上げて、多分顔なじみであろう店員さんに話しかけてきました。
「タバコはこの辺、灰皿ないんですね」
店員のおばさん「そうなんです。内緒だけど少し先のパチンコ屋さんの灰皿、つかえますよ」
おじさん「おねえさんは、タバコ吸うの?」
なにがトリガーになったのかは分かりませんが、店員さんは、
「お客さん、今のお客さん(私のこと)に失礼になるから、雑談は後で宜しいですか?」と言われました。
その時点ではまだ、実際の散髪が始まってなかったので、不快感とかはなかったのですが、そのまま雑談続いたら嫌だったかも。で、その店員さんに感謝です。
おじさんは、「すみません」といって、また本を読み始めました。

私はこういう状況が苦手です。
偏見とか無いつもりだけど、やはりどう接していいか困ります。ましてや臭いとかあると、かかわり合いを避けようとしてしまう。

人として、どう接するのが良いのか?
出来ることなら目をつぶっていたい自分が嫌だけど、一歩はなかなか踏み出せません。