anasian’s diary

ある、アジア人の日常、ふと思う事など、徒然なるままに

大雪の帰宅 2

どうやら東福生駅は、無人駅?で、しかも雪の影響で架線から電気も途切れ途切れで供給されるため、電気を止めているようでした。
なので、車内も真っ暗^^;
電気止まってるから、電動の扉も動かないわけです。
「これでは、中にいる人もトイレとか行けないなー」と思って前から後ろまで見渡すと、最後尾のドアから出入りする人影が。

まだまだ雪が降っていて、出入りでドアを開け閉めすると寒いということもあり、ドアは一箇所にしてるのかもしれません。

最後尾のドアから車内に入って、真っ暗な中席に座ることができました。

それから何十分か経過して、ようやく高麗川に向けて走り始めたのですが、竹の障害は元より、踏切前で毎回停止し、数分かけて確認してから走り始めることを繰り返すので、次の駅に着くまでずいぶん時間がかかりました。

この時点で、「帰れるのかなー」と漠然と不安が出てきて、川越周辺のホテルを検索し始めたのですか、全て満席。

ネットのニュースや列車運行情報を見つつ、家と連絡を取ります。
携帯が繋がるのは本当にありがたい。
電源はモバイルバッテリーを常備しているので、ある程度安心です。


次の箱根ヶ崎駅を過ぎてからは徐々にスピードを上げ始め、いつもよりはずいぶん時間がかかりましたが、ようやく高麗川に到着することができました。
この時点で9時を過ぎていました( ; ; )

高麗川では雪の吹き込む中、少し待っていると折り返しの川越行きが入ってきて、特に問題もなく川越まで到着。

次の大宮行きのホームまで行くと、すでに電車が止まっています。

乗り込むと、なぜかガラーンとしており、1車両に10人も乗っていない感じ。
「ん?」と思って座っていると、アナウンスが。
「お客様にお知らせいたします。南古谷と指扇間の踏切で車が立ち往生しており、この電車は川越駅で待機しています。現在警察が向かっているとの情報ですが、この電車の運転再開の見込みは立っていません」だって。
しばらく動かなさそうなので、駅ナカのコンビニでおにぎりやコーヒーなどを調達して夕食を取りました。
それにしても、同じアナウンスばかりで動きがありません。
駅員も浦和まで戻ってUターンした方が早いとか言い出して、車内がざわつきます。

一旦改札を出てタクシー乗り場を確認しますが、タクシーの姿はなく、すでにバスも終わっている時間。

ダイヤはどこも大混乱ですが、終電はしっかりあるようなので、ある程度の時間までに大宮にたどりつかないと、高崎線に乗れなくなってしまいます。

改札付近で駅員の説明を聞いていると、突然「踏切での事故の処理が終了し、運転再開の見込みです。車内でお待ちください」のアナウンス。みんな、ザワザワと車両に乗り込み始めました。
さっきまで、Uターンしろとか言ってたのに、突然です。
Uターンしたお客さんはどうなったのでしょうね?

結局、川越を出発したのは22:50くらいでした。
川越⇄大宮間は単線なので、各駅で停止して入れ違いを行うので普段でも待ち時間が多いのですが、今回はいつもにも増してゆっくりです。暗いのと雪で、事故のあった踏切も見えませんでした。

ようやく大宮駅に着きましたが、高崎線下りは出た後。大宮駅の駅員に次の列車を聞くと、6番線から出るとのこと。
でも、掲示板見ると一番早いのは11番線です。
ホームは寒いので、階段を上ったところで待っていると、やはり次は11番線のようです。
詰まっていたのか、宇都宮線が二本続いた後、高崎線が滑り込んできました。
23:45頃大宮駅を出て、桶川駅についたのは日付が変わって少しした頃。

車で迎えにきてもらい、帰宅することができました(^^)

考察
雪の予報が出ているときは、早め早めの行動が必要。今回は会議に縛られて、行動できませんでした。
JRの評価。
現場の駅員は頑張っているのですが、情報の伝達がダメダメです。
各路線の状況を、リアルタイムで伝える仕組みと、誰かが予測して次につながることをしないと、その場その場での対応になります。
今回は、自分の乗っている電車の事以外、情報は何もありませんでした。「駅の情報を参照ください」だけ。
大宮駅などは改札の職員が次の発着番線を把握していませんでしたし。

この教訓、次につなげたいものです。

最後に一言
雪の時、道路が凍った時は、ノーマルタイヤの車はそのまま出てこないで欲しい。
大迷惑です。