anasian’s diary

ある、アジア人の日常、ふと思う事など、徒然なるままに

仕事のやり方

おんまりお仕事は出来ない私なりの所感。
お仕事の出来る人を見ていると、マルチタスクでいくつもの課題をこなしていきます。
頭の中は覗けませんが、多分いくつもの課題を行ったり来たりしながら、進めているんじゃないかなー。
外国語で、マルチリンガルに話す人もすごい。日本語はもちろん、英語、ドイツ語、スペイン語とかね。
わたしは主に日本語と、少しだけ英語を理解しますが、英語を使うと、日本語の10倍のスタミナを消費します。(苦手と言いたいです)

私の今の仕事は担当ビジネスのマネージメントなのですが、いくつもの並行して処理しなければいけない案件があります。
マルチタスクは出来ませんが、かと言ってひとつずつ完了させることも出来ないので、シングルタスクを細分化し、少しずつ優先度を考えながらこなしていきます。
一見するのマルチタスクだけど、実はシンクをるタスクです。
ピアノで言うと、「ねこふんじゃっただけ弾ける」みたいな。「ねこふんじゃった」は、複数の鍵盤を同時にひかない曲です。だから、私にも弾けるんです。

さて、昨夜は部下のエンジニアさんと同行して、ある施設の緊急修理をしてました。夜9時からの作業で、早く終了させる必要があります。

現場でのエンジニアの目的は、「可能な限り早く故障を直して、稼働可能な状態にしてお客様に引渡すこと」です。

現場に着くと、
故障状態の確認
故障の再現と原因の特定
部品の準備
交換 調整
機能の確認
報告書作成
お客様への引渡し

という流れで作業を進めます。

これはほぼシングルタスクなのですが、ツールの準備、報告書の作成などは、テストの実施中などの時間を有効に使って実施することが出来ます。
最近の医療機器は、自己診断、自己機能テストなどの機能が備わっており、ある程度自動的に装置自体がテストを行ってくれるのですが、難点は時間がかかること。
でも、その待ち時間をいかに有効に使うかで、作業時間に違いが出ます。

必要なスキルは、如何に全体の流れを想定して、無駄な時間を無くすかです。
もちろん、それぞれの判断知識、器用さなどの力量も関係しますが、効率の良い作業は作業の進め方に大きく依存します。

シングルタスクでも、十分スキルを発揮できる仕事です。

でも、これが苦手なエンジニアが多い。
それを如何に改善して、できるエンジニアに成長させるか?これが課題のひとつです。
難しいです😭