anasian’s diary

ある、アジア人の日常、ふと思う事など、徒然なるままに

500kmの原付の旅

こんにちは。

昨夜、埼玉の家を午後7時過ぎに出ました。

125ccの原付二種で、埼玉から滋賀まで約500㎞を走破する計画です。

 

うーん、結論から言うとかなり無茶でした。

 

125cc以下の原付の特徴を改めて記載すると、

1.高速道路を走れない。

2.自動車を持っている場合、ファミリーバイク特約で保険に入れる。

3.車検がない

4.50cc原付と違い、二段階右折が必要なく、速度制限は標識に従う(車と同じ)

というところでしょうか?

 

上記2、3で経済的に大きなメリットがあることと、50cc原付に比べて制約が少ないことも使いやすい一因です。

また、125ccとは言え、車体も結構しっかりしていて、平坦な道であれば100km出すことも可能。

 

今回は、結局夜の7時過ぎに自宅を出て、滋賀の実家についたのは翌日10時30分でした。

トータル15時間半に近い時間、ほとんど休憩してません。というか、するところがなかったというべきでしょうか。

 

夕食を食べずに出てきたのにもかかわらず、あまりおなかが空かず、「何か食べようかな」と思い始めたのが10時過ぎ。

道沿いのマクドナルドが開いていたので入ったところ、「ドライブスルーとテイクアウトのみです。店内の飲食は8時までです」と笑顔で宣言されたので、スゴスゴと退散。

次に入った「すき家」でも、「持ち帰りのみです」とのこと。

車であれば社内で食べることもできるのですが、バイクの場合は困ります。

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すき家でのワンショット

コロナの影響で、結局朝まで中で食べられるレストランは見当たらず。

結局コンビニでかったおにぎりを立って食べるはめになりました。

 

さて、最初のトラブルは、御殿場のあたりを走っていた時。

ここは12時過ぎの夜中でもあり、70~80km/hくらいの速度でみんな飛ばしています。私もそれくらいの速度で、後ろから追いついてくる車については適時先にいかせる対応で30分くらい走っていました。

山間部を抜けて少し走った開けた道路で、信号でブレーキをかけて止まったところ、突然回転が遅くなり「プスンッ」とエンジンがとまり、タコメーターも0に。

あれ?と思い、急いでセル回すもエンジンかからず。

 

後続はいなかったので、バイクを押して路肩へ。

 

なんだか嫌な思い出がよみがえります。

実はこのシグナス、もともと燃料ポンプに問題をかかえており、私が2年前に友人から購入した時も、同じように突然エンジンが停止してかからなくなりました。その時は1時間ほどしてエンジンが冷えるとかかったのですが、しばらく走るとまたおなじ症状でエンジン停止。

結局、燃料ポンプの故障とのことで交換になりました。

 

この思い出と、現象同じだったのですが、その時に燃料ポンプは交換されているはずなので、同じというのも解せません。

 

交差点のすぐそばには道の駅があるのですが、結構たくさんの車が駐車してあり、でも施設自体は真っ暗で、皆さん駐車しているだけなのか、中で仮眠しているのかは遠くてわかりません。

車だったらそのまま仲間入りもできるでしょうが、バイクではそういうわけにもいかず、昼間は汗ばむ夏日だったにもかかわらず、この時間は少し風もあって寒く感じます。

もってきていた雨合羽兼防寒のジャケットを着こんで、とりあえずバイクを道端の目立たない場所に押して移動。

何度かスターター回してみましたが、やはりエンジンはかかりません。

燃料がかぶる危険もありましたが、アクセルを全開にしてみても同じ。

諦めて妻に電話を入れ、「ダメだったらタクシー呼んで、近くのホテルに泊まるしかないねー」と話してました。

 

近所にあるホテルやタクシー会社などを調べているうちに20分くらい経過。

「これでだめならタクシー呼ぼう」と、スターターを回し、バッテリーダメになる覚悟で長めに回したところ、「キュルキュルキュル…ストンストンストン…ブルルル」とエンジンスタートしました。

この時の安堵感は説明しがたいくらい。

 

エンジン止まらないように荷物をまとめ、再スタートすることができました。

その後、約400キロ走り、何度か給油などのためにストップしましたが、再始動も問題なし。あれはいったい何だったんだろう?

ハイスピードで走っていて久しぶりの信号で停止した時に、燃料がプラグにかぶったのかな? アクセル全開でスタートしようとしたから、よけいにプラグ濡れたかな?

もしかしたら、燃料ポンプ、また調子悪いのかな?

などなど、考えてしまいますが、帰ったら一度点検に出さないと不安ですね。

まあ、10年目に突入しているバイクなので、修理代高そうだったら考えるかもしれません。

 

日常の足として、バイクはとても役に立ってくれているので、ない生活は考えられず。

 

では次は、そのあとのトラブルを書きたいと思います。