anasian’s diary

ある、アジア人の日常、ふと思う事など、徒然なるままに

コンビニの成人雑誌

コンビニエンスストアが出来てからどのくらい経つのだろう?
大学生の頃はもうあったと記憶してるから、30年以上は前から、日本にコンビニエンスストアが出来て発展してきたことになりますね。
当時から少し気になっていたことが、通りに面した書籍コーナーにある「成人向け雑誌」の存在。
時には外からでも見える場所に、また多くの場合、トイレを借りようとすると目に付く場所、もっと言うと、トイレ待ちしてると目の前になる場所にそれは存在してました。

成人向け雑誌だから、成人が見たり買ったりすることはなんの問題もないのですが、問題は未成年、子供たちです。

小学生高学年くらいの、少し性に対して好奇心が出てきた位の子供が、刺激的なタイトルの雑誌が飾られているのをみたら、どう思うでしょう?

きちんとした写真家が撮った芸術的な写真集でも、どうかなーと思うのに、あんな性を売り物にした商業主義で卑猥な、そして低俗で嘘八百な内容を見たら、どう考えても正しい性教育の対極になる事は確かです。
みんな見て見ぬふりをしていた、売れるならと例外なくコーナーを設置していたコンビニフランチャイズとオーナー。
でも、僕もそれに対して異を唱えたことはありませんでした😅

今回報道で、大手コンビニ3社が、成人向け雑誌コーナーの廃止をするとの報道があり、喜ばしいのですが、その理由を聞いて愕然:(´◦ω◦`):

「2020の東京オリンピックの時に沢山訪れるであろう海外からの訪日客に良い印象を与えるため」というのです。

もちろん、訪日客に配慮することは正しいのですが、何か忘れてないかい?

本来配慮するべきは、自分の国の子供達であり、商品として取り扱われていた我が国の女性でしょ。

しかも、本当の理由は、最近の売上低下だとか。まあ、ネットやモバイルの発達で必要ないわなーと思うけど、この取ってつけた理由と、今までの反省のないことに呆れ果てます。

日本が発展した文化的な国であるなんて、口が裂けても言えません。
まだまだ、民主主義の浸透が必要な発展途上国で、たまたまほぼ単一民族で、割合と一体感のある羊のごとく温厚な国民性のあるだけの国だと思いますよ。

金儲け至上主義からいつになったら脱出できるのか?
可能性はあると信じてます。