anasian’s diary

ある、アジア人の日常、ふと思う事など、徒然なるままに

優先席

朝の通勤電車での一こま。

足に障害がある方が優先席の前に立っておられました。

3人がけの優先席には若いカップルと他に一人が座っていました。

1駅2駅くらいはそのままの状態だったのですが、その次の乗換駅でかなりの人が降りたのですが、優先席に座っていた3人はそのまま。
足に障害のある方が業を煮やしたのか、「私は足に障害があり、たっているとつらいので換わってください」とカップルに声をかけました。
カップルは「はっ」としたようですが、納得いかなかったようで、「なんでそんなことを言われなければいけないんだ?」というようなことを言っていましたが、いたたまれなかったようで車両を移動していきました。

私が毎日使っている埼京線は混むことで有名です。

どこの電車でもそうだと思いますが、各車両には「優先席」が設けられており、体の不自由な人、お年寄り、小さなお子さん連れの人、妊娠中の人など、立ったまま電車に乗ることに不具合のある方たちのために席が確保されているはずです。

私はどんなに混んでいても、優先席には座らないことを常にしているのですが、通常の満員電車ではどう見ても上記の優先事項に当てはまらないであろう人たちが普通に座っています。

必要としているひとがいない場合は、ごった返す車内のこと、座っても問題ないと思います。

ただいつ、その席を必要としているひとが前にくるかわからないので、眠り込んではいけない席ではないかと思います。

確信犯で寝たふりをするひともいるようですが、やはり優先席を必要としている人がいたらすぐに席をかわれるよう、準備していなければいけないと思うのですがいかがでしょうか?

もっとも、「優先席などもうけなくても、席を譲るのが当たり前だ」という議論もあるとは思うのですが、朝晩の通勤電車を睡眠の場と定義している私としては、それはつらいところです。

以前、家内が妊娠中に通勤していたころ、「最近はあきらかに妊娠している私が優先席の前に立っていても、誰も席をかわろうとしない」と嘆いていました。

日本人のマナー、海外に比較してもそれほど良いとは感じないのですが、どうでしょうか?