いわゆる獅子舞です。
私は「笛吹き」として参加していますが、土曜日1回、日曜日2回の計3回をこなすのはなかなかの重労働です。
写真に写っているのは日本古来の横笛ですが、いわゆるドレミの音階ではなく、独自のものになっており、私たちが使っているのは、「お囃子」用のもの。
多分ソロで横笛を吹かれるかたとも違うものだと思います。
始めて既に3,4年たつのですが、未だにうまくふけません。
縦笛と違い、一定の角度で息を吹き込まないと音が出ないことと、かなりの勢いで吹かないとキレイな高音が出ません。
私はまだうまく高音が出ないので、ほとんどの場合1オクターブ低い音でならしている状態。
しかも一生懸命フーフーするので、酸欠状態になって眠くなってきます。
1セット、約1時間半かかるのですが、ほとんど休みなくいくつかの曲を繰り返し繰り返し拭くのは大変。
でも、地域に少しでも溶け込んで役割を担っていると感じることが出来る一瞬でもあり、しばらくは続けていきたいと思っています。
これでも昔は誉れの役だったようで、写真の獅子舞をかぶる人などは、本家の長男の名誉な役立ったそうです。今では人が足らず、後継者不足になやんでいるということで、私のようなよそから引っ越してきたものにまで声がかかることになったそうです。
正直言って、なかなか話題に溶け込むことは難しい部分もあるのですが、気さくに声をかけてくれる人たちも大勢おられ、助かってます。
この祭礼が終わると、秋本番。そして冬がやってきますね。